
印刷物を見やすく、わかりやすく、伝わりやすく
デザインのバリアフリー
ユニバーサルデザイン
みやもとはUCDAの賛助会員です
株式会社みやもとはUCDA(Universal Communication Design Associatesの略。ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会)の賛助会員です。UCDAの理念に基づき「生活者が理解しやすい情報」の制作普及・啓発活動により、誰にでも分かりやすい情報の伝達を行います。
UCDA認定2級取得者が2名在籍

『UCDA認定』とは、UCDA(ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会)が行っているUCDの認定試験で、「わかりやすく伝えるスキル」を学ぶ人材育成制度です。
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ユニバーサルコミュニケーションデザインとは?

UD(ユニバーサルデザイン)は、年齢・性別・障害の有無などに関わらず出来るだけ多くの人が使いやすい、人に優しいデザインを生活環境に取り入れて計画する考え方です。UCD(ユニバーサルコミュニケーションデザイン)は、そのUDの考え方を情報コミュニケーションに応用したものです。情報の送り手と受け手の伝達率を高め、情報を利用する人に伝わりやすいデザインを目指す考え方です。
UCDA(ユニバーサルコミュニケーションデザインアソシエーション)は、情報コミュニケーションに「わかりやすさ」の基準をつくり認証する機関です。印刷工場みやもとはUCDAの賛助会員です。
【UCDAのミッション】企業・団体が生活者へ提供するコミュニケーションの問題点を発見して、「見やすく、わかりやすく、伝わりやすく」改善します。情報コミュニケーションにおける「わかりやすさの基準」を確立し、企業・生活者の関係性を向上し、双方の利益に貢献します。
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「わかりにくい」を「わかりやすい」へ!
例えば、募集要項をユニバーサルデザインでわかりやすくすると…
申込件数 15%UP
苦情・問い合わせ 75%減少
伝えたい情報が相手へわかりやすく伝わり、書類の記入ミス、本来必要のなかったお問い合わせが減り、お申し込み件数15%UP、苦情・問い合わせが75%減少、そしてその対応にかかっていた時間も短縮することで情報の送り手と受取手、双方の負担も軽減されます。
シニア世代への情報発信
印刷工場みやもとは、高齢者の方にもわかりやすく、伝わりやすいデザインの研究のため、栃木県内に住む40〜70代の男女323名の方にチラシの有効性と読みやすい印刷物を制作するための調査を実施しました。 皆様の貴重なご意見をもとに調査結果を集計した一部をご紹介させていただきます。

チラシを読む頻度は?
インターネットの普及により、チラシを読む人が少なくなったと言われていますが、シニアの購買層が多い栃木県では、今でも思った以上にチラシを見ている方が多いことが分かりました。

買い物をするときは何を参考にしますか?
チラシを参考にすると回答した割合は各年代共50%以上であり、40代でも57%を示しています。東京などを含めたWeb調査では25〜30%であるのに対し、栃木県という地域性が高い割合を示しているのかも知れません。

チラシに対してのイメージは?
チラシを「必要な情報」として考えているのは52%と高い割合を示しており、まだまだ紙媒体が必要とされています。いっぽう「文字が小さい・ごちゃごちゃしている」と答えた70歳以上の方が、それぞれ32%、39%とあり、今後、チラシを制作する上で、読みやすさを考慮する必要があります。
「わかりやすく読みやすい 印刷物の作り方」
ポイントをまとめました

現代は、情報社会といわれるように、たくさんの情報が発信されています。情報は、私たちの生活の中で、行動や活動をするために重要なものです。
その情報の伝達方法の一つに印刷物がありますが、見てみると、字が小さい、長文が多い、カタカナ語の意味がわからないなど、わかりにくいと感じるものがあります。社会には、子ども、高齢者、目や耳の不自由な人など、様々な人がいます。
情報をいくら伝えようとしても、相手にとってわかりにくいものでは、正確に伝えることができません。また、読みにくい、わかりにくいといった不便さから不快な思いにさせてしまったり、正しく伝わらず誤解の原因になってしまったりする場合もあります。お互いの信頼関係を築いていくためにも、思いやりの心をもって相手の状況を理解し、わかりやすく正確に伝える方法を考えることが大切です。
印刷物を作成するにあたり、どのような点に配慮すれば読者にわかりやすく伝えることができるか、その主なポイントやヒントをまとめました。チラシや資料等を作成する際に、ぜひ参考にしてみてください。
▼下記よりご覧ください
ユニバーサルデザインについて
わかりやすく解説するセミナーも開催しています
地域の印刷会社として、何かできることはないかと考え、みやもとでは2010年より毎月「無料セミナー」を開催しています。写真教室や手書きPOP教室にチラシの実践セミナー、夏休みにはお子様向けの印刷工場見学会に3D体験教室など、多彩な内容は毎回好評で、「即実践できる内容でした」「ヤル気が湧いてきました」といったお声をたくさんいただいております。
印刷工場課外授業【第122講目】
ユニバーサルデザインの視点から考える
わかりやすい印刷物のつくり方
みやもとでは初のzoomのみでの開催となりました、UCDセミナー『わかりやすい印刷物のつくり方』を開催いたしまいた!みやもとでのUCD(ユニバーサルコミュニケーションデザイン)に関する講座は9回目!当社 企画制作部デザイナーUCDA2級認定者 早乙女伸一による講座も5回目となりました。今回は同じく当社のデザイナーでUCDA2級認定者の隅沙織もアシスタントとして参加しました。講座ではまず、ユニバーサルデザインの誰にでも使いやすい事とは?という考え方に触れました。道の段差が少ないバリアフリーの道は、車椅子の人にも、ご高齢の方にも、ベビーカーを押す親にも、もちろん若い歩行者にも、みんな歩きやすい道であると同じように、チラシやカタログの紙面も、誰かに読みやすいという事はみんなにも読みやすくなる、つまり情報の段差をなくす、情報伝達のバリアフリー化になると考えて講座を開催しています。みやもとで行っているUCDの例として、当社制作発行の『うつのみやシニア通信』を例に取り上げ、余白の取り方や、文字の量(一行の文字数量や行間の取り方など)、色使い、さらには眩しくない紙を選んでいるなど、その他にも様々な工夫についてご説明させていただきました。講座ではシニア通信を例にあげましたが、多くのチラシやカタログでも共通で言えるUCDの考え方がいっぱい詰まった一時間でした。



印刷工場課外授業【第122講目】
伝わる『ユニバーサルデザイン講座』読みやすさはコスト削減
印刷工場みやもとは、UCDA(ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会)に基準に準拠して 折込チラシ情報紙『うつのみやシニア通信』を昨年3月より発行してまいりました。基準に準拠した上で、どの様に紙面を作っているのか 何に気をつけているのか、実際の反応はどうだったのか、なども本日はご紹介させていただきました。
参加者の声
●世間の書類がユニバーサルデザイン化していることを感じました。具体的な数字などを聞くことが出来て、期待以上の学びでした。
●具体的な例を挙げて、とても分かりやすい説明でした。街なかを出歩くだけで新たな発見があると思いますので、アンテナを張って過ごしたい。
●会社の印刷物等の見直しをしたいと思った。ユニバーサルデザインの大まかなことがわかってよかったです。勉強になりました。

印刷工場課外授業【第117講目】
『ユニバーサルデザイン講座』伝わる印刷物の基準とは
当社のデザイナー(UCDA 2級認定者)早乙女による、4回めのユニバーサルデザイン講座。 ユニバーサルデザインといっても、工業製品などにおける話ではなく、紙面、デザインにおけるユニバーサルデザイン→ユニバーサル コミュニケーションデザインの講座です。 読みにくいなら単純に文字を大きくすればいいのかと言うと、そうではありません。 大きさの他にも、太さ、文字間、行間、色、余白、印刷する紙の質感など様々な要素も考えなければなりません。 約2時間の講座は、お伝えしたいことが山ほどあるので、若干詰め込み授業になってしまいますが、皆さん集中した様子でメモなどとりながらお聞きいただけたようです。
参加者の声
●印刷物の見せ方・工夫・ポイントがよく理解できました。
●読みやすさや色使いなど、感覚でなんとなくスルーしていたものを、今後は注意して作っていきたいと思いました。
●資料、スライド、どちらもわかりやすい。今直面している課題でしたので非常に興味深く聞かせていただきました。

印刷工場課外授業【第112講】
『ユニバーサルデザイン講座~読みやすい印刷物とは?~』
2019.04.13
みんなに優しい印刷物とはどういうものなのか、たっぷり詰め込んだ2時間30分。ユニバーサルデザインとはからはじまり、うつのみやシニア通信制作で実践していることなど、具体的でリアルな話でした。文字の大きさ・バランス・余白・行間・色使いなどなど! 紙面におけるユニバーサルデザイン=ユニバーサルコミュニケーションデザインUCDについてたっぷりと学ぶことができました。 この回は印刷工場みやもとでUCDの考え方を実践して作成し発行を行っている「うつのみやシニア通信」の紙面の構成や、実際に実践してみて難しかったことなどもお話をさせていただきました。
参加者の声
●今後の広告に役立ちます
●具体的にどのように工夫したらよいか分からなかったので今回の内容を参考にやってみたいと思いました
●これからの時代に必要なことを学ばせていただきました。UCDを意識して取り組みたいと思います
●気づきがたくさんありました、今後チラシを見る際はいろいろと気にして見てみたいと思います



印刷工場課外授業【第107講】
シニア世代を意識した広告づくり『伝わるデザイン講習会』
2018.11.24
シニア世代を意識した広告づくり『伝わるデザイン講習会』を開催いたしました。今回の講座の募集チラシを使って、色・書体・写真などを変えた、印象の違いうデザインを見てもらうことからスタートした今回の講座。ユニバーサルコミュニケーションデザイン(UCD)をテーマに、みやもとのデザイナー早乙女がお話させていただきました。眼の加齢による見え方の変化には、当社の20歳代のデザイナー、70歳オーバーのデザイナーなども交えて、年齢によるギャップ、どうしたら見やすく、読みやすく、伝わりやすくなるように工夫したらよいのかなどの話、みやもとで実施したアンケートや実例などもご紹介させていただきました。 三連休の中日の講座開催でしたが、参加した方々は熱心にメモを取りながら受講していただいてる方が多く、関心が高い内容なんだと私たちも再確認しました。
参加者の声
●チラシを作成するにあたっての注意点、高齢者の方のチラシの見え方など具体的に説明していただき理解できました。(S様 男性)
●エンドユーザー目線というものが重要なことを再認識しました。(O様 男性)
●人が集中して読んで理解できる文字数や一行の文字数など参考になりました。(S様 男性)
●様々なシチュエーションのデザインについて”伝わりやすいもの”、”伝わりにくいもの”について幅広く知ることができました。(I様 女性)


