9月14日(土曜)
毎月開催、印刷工場課外授業!
今月は『ユニバーサルデザイン講座』ー伝わる印刷物の基準とはーを開催いたしました。
当社のデザイナー(UCDA 2級認定者)早乙女による、4回めのユニバーサルデザイン講座。
ユニバーサルデザインといっても、工業製品などにおける話ではなく、紙面、デザインにおけるユニバーサルデザイン→ユニバーサル コミュニケーションデザインの講座です。
どんなことかと言いますと、情報社会の今、情報を受け取る側の段差・壁(加齢による見え方の違いや色覚特性の方の見え方)のような問題をどうクリアにしていくのかなど、見やすく・伝わりやすく・わかりやすいを意識したデザインについてUCDA(ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会)の考え方に準拠して、どうしたら伝わりやすいのか、どういう部分が問題なのかなど、わかりやすく丁寧にお話しました。
読みにくいなら単純に文字を大きくすればいいのかと言うと、そうではありません。
大きさの他にも、太さ、文字間、行間、色、余白、印刷する紙の質感など様々な要素も考えなければなりません。
その他、当社でUCDAの考え方に準拠して作成・発行している『うつのみやシニア通信』についても、紙面の構成のポイントや、実際の反応についてなどの情報もご紹介いたしました。
約2時間の講座は、お伝えしたいことが山ほどあるので、若干詰め込み授業になってしまいますが、皆さん集中した様子でメモなどとりながらお聞きいただけたようです。
ギャラリー
参加者の声
- ●印刷物の見せ方・工夫・ポイントがよく理解できました。
- ●読みやすさや色使いなど、感覚でなんとなくスルーしていたものを、今後は注意して作っていきたいと思いました。
- ●資料、スライド、どちらもわかりやすい。今直面している課題でしたので非常に興味深く聞かせていただきました。